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「春衡伯爵家の事情 明治後期篇」
【菊月太朗】の描く明治浪漫エロマンガです。
明治時代はどのような印象をお持ちですか。
「はいからさんが通る」や「サクラ大戦」、
「大正ガールズエキスプレス」とかでしょうか
(全部大正です。大正ガールズって直球ね)。
明治時代ってよく知らないけど、
なんとなく浪漫的な憧れはあるのでは。
明治時代設定の同人誌なら【菊月太朗】です。
彼女の描く「春衡伯爵家の事情 明治後期篇」、
表紙など入れてページ数167Pという大容量。
いままで描いた「春衡伯爵家の事情」の
連作を収録したから大容量になっています。
【菊月太朗】の明治時代への情熱に
感化されたのなら、彼女のサークル作品を
確認してきてはどうですか?
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物語は春衡(はるひら)伯爵家に嫁入りした
大名家のお姫様の徳子(とくこ)と、
乳兄弟でメイドの濤(なみ)。
徳子は夫である芳鷹との初夜を
濤に譲り渡したところから、
物語は大きく動くのです。
そこまでエロが上手い表現ではありません。
ダブルフェラなどしていても、男が抜きに
望むような下品などキツイ描き方じゃないの。
抜きの意識を狙った変態行為描写もありますし
絵は丁寧に描かれてるけれど、下品を求める
実用性だと他の作家に後塵を拝します。
愛情劇や時代背景の意識が強いからでしょう。
ただ、菊月太朗という御仁、
「明治」という時代に異常なまでの
こだわりを感じてしまいます。
着物の描写とか上手いんですよ。
工学専攻している人らしく、
時代背景や小物などの下調べ資料の量は
データ重視なので大変多いのです。
エロでここまで調べるかってなります。
他の作家にない情熱の方向性です。
巻末掲載のデータベース量、
江戸川乱歩かという下調べ感があります。
明治の知識採集は趣味なんでしょうけど、
誉め言葉としてキ〇ガイな感じです。
作家は狂気がないと作品産めませんから。
愛のある明治を舞台にした
「春衡伯爵家の事情」シリーズ、
今後も増えますのでご堪能ください。
▼明治時代という珍しい時代設定でシコる▼